見知らぬ男女の出会いの場の演出を売り物にした「出会いカフェ」が都市部で急増している。雑誌を読んだりコーヒーを飲んだりしながら客同士で気に入った相手を見つけ、店外デートに誘う。ネット上の出会い系サイトの店舗版ともいえ、見た目は喫茶店でも実際には買春交渉が横行している疑いが強い。警察当局は、未成年者を中心に新たな犯罪の温床にならないかと警戒を強める。
出会いカフェは、繁華街の雑居ビルの一室などにあり大半が深夜まで営業。店内ではソフトドリンクを飲みながら雑誌を読んだりパソコンや映画のDVDを見たりできる。長時間の滞在が可能で、表向きは喫茶店やネットカフェと似ている。
大阪府警や関係者によると、出会いカフェが登場したのは6、7年前。現在全国で約120店にのぼる。大阪ではキタやミナミに集中する。
よく見られる利用の仕組みはこうだ。男性が3千円ほどの利用料を払い入店し、女性は無料。入店後は座席でくつろぎながら、周囲の客の様子をうかがう。気に入った相手がいれば店員を通じて誘いをかけ、意気投合すれば男性が女性を店外に連れ出す。その際、男性が店側に退店料数千円を払う場合が多い。
問題は単に出会いの場にとどまらず、最初から売買春を目的とした男女が多いこと。客同士の売春交渉に店側が介入した場合には、売春防止法違反に問われる可能性が高い。給料を払い女性に性的な接客をさせた場合も風俗営業法に抵触しそうだ。
しかし多くは「喫茶店」や「飲食店」として自治体に届け出ており、客同士の交渉には不介入を原則としている。
実態はどうか。少女たちの売春交渉の場となったり、犯罪を誘発したりしていることを示す摘発例が出てきている。
愛知県警は今年4月、名古屋市内の出会いカフェで知り合った17歳の少女にみだらな行為をしたとして、客の男(38)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕。警視庁は同月、出会いカフェで知り合った女性をホテルに連れ込み所持金を奪ったとして、小学校教諭を逮捕した。
警察庁は「出会いカフェは風営法における規制対象ではないと現時点では認識しているが、この種の営業に問題がないか実態を把握する必要がある」とする。大阪府警も実態調査に乗り出した。
朝日新聞 2007年25日
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200707250090.html
On 19th of July, Polaris Project received $12,500 in charitable donation from the Capital Services Group.
In the March 2007 ACCJ Journal, the American Chamber of Commerce in Japan covered the issue of human trafficking in Tokyo for their cover story. After having read about the shocking reality of modern day slavery, Mr. Hughes, the Managing Director & Representative Director of Capital Services Group’s Japan operation Capital Servicing Co., Ltd., recommended that Capital’s Community Action Program (CAP) committee contact Polaris Project and look into how Capital may be able help support the Project.
The Polaris Project gave two presentations on human trafficking to other Capital Service Group employees, who showed great interest in human rights issues and expressed a desire to take action for social justice. Polaris Project was inspired and encouraged by the high moral support of the Capital Services Group.
Polaris Project will use this donation to improve the victim relief program and to further develop the victim protection operation. We'd like to thank Capital Services Group for their generous financial donation and moral support.
日本人が被害者となる人身売買事件を摘発したのは2005年7月に人身売買罪が刑法改正で新設されて以来、全国初!
栃木県警は日本人女性(当時21歳)を風俗店間で売買したとして、以下の4名を人身売買容疑で21日逮捕し、同容疑で宇都宮地検栃木支部に全員を送検した発表した。
1.栃木県真岡市西郷、住吉会系暴力団組員で風俗店経営、栗原渉容疑者(26)
2.住所不定、元風俗店店長木村稔容疑者(24)
3.同県小山市小山、風俗店経営で韓国籍李民英(イ・ミンヨン)容疑者(38)
4.住所不定、住吉会系暴力団組員で風俗店店長、斎藤譲容疑者(29)
朝日ドットコム:
http://www.asahi.com/national/update/0724/TKY200707230669.html?ref=rss
時事ドットコム:
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2007072300959
東京新聞:
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007072301000553.html
毎日新聞:
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070723k0000e040071000c.html
調べでは、栗原(26)、木村(24)の両容疑者は今年2月18日ごろ、栗原容疑者が経営する風俗店で働いていた女性(当時21)を約150万円で、李と斎藤の両容疑者に売り渡した疑い。イ容疑者らは自らが経営する風俗店で女性を働かせ利益を得る目的で買い受けた疑い。被害者女性は栗原容疑者の店で、遅刻すると「罰金」を課せられるなどして、同容疑者から約150万円の支払いを要求されていた。女性が拒否したため、栗原容疑者は同額で売り渡したという。
栃木県警組織犯罪対策課などが今年2月、李容疑者が経営する風俗店内に軟禁状態だった女性を保護した。栗原容疑者は、女性の無断欠勤などを理由に架空の借金を背負わせたが、支払いを断った女性は店から逃走。女性を連れ戻した栗原容疑者は、李容疑者に売り渡した。
4人はいずれも容疑を認めているという。
4人は最初、売春防止法違反の罪で起訴され、人身売買罪で再逮捕。
栃木県警は余罪を調べるとともに、資金の流れの解明を進める。
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July 2007
ポラリス ポスト Volume 9
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1) ポラリスからのニュース
2)トラフィッキング〜人身売買〜微かなサインを見逃さないように
3)ポラリスへの参加・支援
4)編集後記
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1) ポラリスからのニュース
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☆8/3〜5「エイズ文化フォーラム in 横浜」に参加=============
8月3日(金)〜5日(日)に開催される「エイズ文化フォーラム in 横浜」にポラ
リス・プロジェクトも参加し、ワークショップを開催します。
ワークショップ「セックス・トラフィッキング〜彼女たちの現実〜」
日時:8月4日(土)16時〜18時
場所:かながわ県民センター305号室
地図:
http://www.yokohamaymca.org/AIDS/01/tizu.htm(横浜駅西口徒歩5分)
エイズ文化フォーラム in 横浜:
http://www.yokohamaymca.org/AIDS/★7大陸マラソン出場チャリティの寄付がポラリスへ============
エリン・スプラーグ(Erin Sprague)さんは、2006年から2008年にかけて、世界7
大陸で行われるマラソン大会に出場し、女性の最年少記録に挑戦中です。
彼女は、自分がマラソンを走ることで、世界で起きている様々な問題に対する
認識を高めようと、NPO「IN THE RUNNING」(
http://www.intherunning.org/)
を立ち上げました。
彼女は、走ることでチャリティーを募り、集められたチャリティーをそのマラ
ソン大会が開催された大陸で、人道・環境問題に取り組んでいる団体に寄付を
しています。エリンさんは、人身売買撲滅のためにアジア大陸で走り、我々
ポラリスプロジェクトをアジア大陸での寄付先に選んでくれました。
☆韓国語のフリーペーパーに掲載
ポラリスと人身売買に関する全面記事が、韓国語のフリーペーパーに掲載
されました。ポラリスは、継続的に韓国系コミュニティでのアウトリーチ
活動を行っており、韓国語のホットラインのカードを850枚配布しました。
★イベント報告===========================
5月24日に行った、東京アメリカンセンターでのセミナー、「どうして私は買われ
たの?どうしてあなたは買われるの?日本の・世界の人身売買:私たちが見過ご
している現実」には、50人以上の参加を頂き、盛況に終えることができました。
http://polarisproject.blog96.fc2.com/blog-entry-190.html5月27日には、第6回アースデイ千葉に参加し、人身売買の現状を紹介する写真の
展示を行い、出会い系サイトの危険性を説明したポケットティッシュを配布
しました。
http://polarisproject.blog96.fc2.com/blog-entry-197.html6月3日、千葉市で開かれた「おやじ日本」全国大会に、ポラリスのスタッフも
サポートのために参加しました。
http://polarisproject.blog96.fc2.com/blog-entry-198.htmlhttp://polarisproject.blog96.fc2.com/blog-entry-220.html6月19日、テンプル大学日本校主催の女性問題に関する連続セミナーの一環として、
ポラリスが「人身売買:現代の奴隷制」と題して、セミナーを開催しました。
テンプル大の学生、教授をはじめ、ジャーナリスト、大使館関係者、学識者の方々
に参加して頂きました。
http://polarisproject.blog96.fc2.com/blog-entry-272.html7月7日、8日は、代々木公園で開かれたアースガーデンに、ポラリスもブース出店
しました。世界で起こる人身売買問題に驚かれる方、憤慨する方、そして日本も
例外ではないことを初めて知られる方など、様々な方と接することが今回も出来
ました。
http://polarisproject.blog96.fc2.com/blog-entry-318.html――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2)トラフィッキング〜人身売買〜微かなサインを見逃さないように
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米国国務省が2001年以来毎年公表している、人身売買報告書の2007年版が、
6月12日に発表されました。報告書は164カ国を人身売買への対策の進み方に
応じて3階層に分類。日本はロシアを除く主要7カ国で唯一、「対策が不十分」
の第2階層に、昨年に引き続きランクされています。
http://polarisproject.blog96.fc2.com/blog-entry-305.html米国国務省の「人身売買報告書」(Trafficking in Persons Report、通称TIP
レポート)は、2000年に米国連邦議会で成立した「人身売買と暴力の被害者
保護法」(Victims of Trafficking and Violence Protection Act of 2000)
に基づいて、毎年連邦議会に提出されるものです。2004年には、日本が「第2階層
監視リスト」に分類されたことが話題になりました。
「人身売買報告書」は、アメリカ政府が人身売買対策の実態把握に取り組み
始めた一例と言えます。しかし、特に日本の人身売買の実態調査は、残念な
がらまだこれからの段階です。
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人身売買の実態
☆把握されない被害の規模
・・・2004年の警察庁風俗行政研究会においては、毎年4万〜5万ほどいる強制
退去者のうち1.5%、およそ650〜750人が人身取引事犯の被害者の可能性が高い、
と報告されています。また、米州機構(OAS)の報告によると、コロンビアや
チリなどの中南米諸国から、毎年推定1700人以上の女性や子どもたちが人身
売買で日本に送られていると予測されています。それでも被害者として毎年
保護されているのは100人前後であることから、事件として現れる被害は氷山の
一角だといえます。
★日本人への被害
外国人への被害以上に実態が明らかになっていないのが、日本人が被害にあう
人身売買です・・・人身売買事件として認識されない事件であっても、脅迫や
不当な扱いによって管理下に置かれ、搾取をされる日本人の女性や少女たちが
います・・・現在強制売春とされる犯罪の中には、人身売買と思われる事例も
あり、今後は、日本人が被害にあう人身売買の実態の解明が必要です。
(ポラリスプロジェクト、2006年『トラフィッキング〜人身売買〜微かなサイン
を見逃さないように』p.6より)。
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ポラリスでは、解明が難しい人身売買の実態を少しでも明らかに出来るよう、
人身売買と思われる事件の記事などを、ブログで記録しています。
「トラフィッキングアラート」をご覧ください:
http://polarisproject.blog96.fc2.com/――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3)ポラリスへの参加・支援
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☆参加者募集==============================
−街頭キャンペーンボランティア−
ポラリスプロジェクトは、街頭キャンペーンを通じて啓発活動をしていきます。
街や市民イベントでの出会いと啓発活動を通じて地域の様々な人と接し、情報を収集
する事で、最終的には今被害にあっている人たちの特定・救出に結びつける事が目的
です。
そこで、このキャンペーンに参加して頂けるボランティアを募集します。
アースデイ(代々木公園)などの野外イベントや、店舗への啓発や街頭の声かけ活動を
通じて、日本における人身売買という問題を啓発し、地域の意識を高める活動を行い
ます。
ボランティア初めてという方も、まずは私たちと一緒に行動を起こしませんか?
詳しくは、ボランティア面接、そして採用後説明会を行いますので、
下記までEメールでご連絡ください。
volunteer@polarisproject.jp
○フェローシップ
http://www.polarisproject.jp/polarisproject.jp/GN_p3/GN_Fellow_Main.htm●デザイン・ボランティア
http://www.polarisproject.jp/polarisproject.jp/GN_p3/GN_design.htm★寄付をする==============================
活動資金の寄付、また皆様の時間やスキルの貢献をお待ちしております。
皆様の寄付は支援活動に直接結びつきます。
ポラリスプロジェクトの活動は全国からの皆さまのあたたかいご支援で支えらて
います。私たちの通話料無料の相談ラインには、性風俗産業等で暴力の被害に遭
う人たちや人身売買の被害にあう人たちの相談が寄せられます。皆様のご寄付
は、相談ラインを含め被害者の支援に直接つながります。
●郵便局:(口座振込)
口座番号:00150-9-370561 口座名義:ポラリスプロジェクト・ジャパン
●ホームページ(クレジットカードでのオンライン寄付)
http://www.polarisproject.jp/polarisproject.jp/616241/giving_p3/giving_main.htm―――――――――――――――――――――――――――――――――――
4)編集後記
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前回のニューズレターから少し時間が経ってしまいました。ポラリス東京事務所
では、2007年度夏季フェロー4人を迎えて、イベントやセミナーを開催したり、
充実した夏を迎えています。(ニューズレター・ボランティア)
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ポラリスプロジェクト・ジャパン〜人身売買をなくすために〜
〒150-8691 東京渋谷郵便局 私書箱7号
email: info@polarisproject.jp | Tel: 050-3496-7615
ウェブサイト:
http://www.polarisproject.jp □■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
7月19日、ポラリスプロジェクトはCapital Services Group様から$12,500の寄付を頂きました。
ポラリスプロジェクトは、米国商工会議所ジャーナル2007年3月号でトップストーリとして取り上げられまして、この記事を読まれたCapital Services Group, Capital Servicing Co., Ltd.の代表取締役社長であるヒューズ氏が、問題の大きさに心を打たれ、御社のCommunity Action Program委員会へポラリスプロジェクトの活動を推薦して下さいまして今回の寄付へつながりました。
また、Capital Services Group様の日本社員の方々にプレゼンテーションをさせて頂く機会を、2度設けて頂きました。忙しい中、多くの方々に出席して頂き、皆様の問題に対する関心の高さを窺う事ができ我々も鼓舞される思いでした。
頂いた寄付は、効率的な被害者救済・より良い被害者保護を行えるように使用させて頂きます。
寛大な寄付をして頂きましてありがとうございました。
中学生が派遣ホステスとして「夜の世界」で働いている実態が福岡県警の捜査で明らかになった。県警の捜査幹部は「派遣グループの数は、県内で10や20では済まない。今回摘発した以外にも中学生を使っている組織があるとみられ、事件は氷山の一角」と指摘する。
今回保護された少女の1人は、読売新聞のインタビューに、「一つ上の先輩から人が足らんけん入ってと誘われ、13歳の時にホステスになった」と答えた。
派遣される前日、先輩に「今夜練習する」と言われ、ハンカチでグラスをふいたり、たばこに火を付けたりして接客の練習をした。
初出勤の日、集合場所のファストフード店に行くと10人ほどの少女がおり、うち3人が中学生だった。大神被告の車で飲食店街に連れて行かれ、それぞれの派遣先に向かった。
仕事の内容に嫌気が差し、大神被告に「今日はダメです」とメールすると、「ふざけるな、くらすぞ」とどなられ、結局は大神被告が逮捕されるまで抜け出せなかったという。
中学生らが働いた動機は「友達の依頼」や「小遣いほしさ」で、親や学校関係者は「普通の中学生」と口をそろえる。
保護された少女のうち5人の立ち直りを支援している県警福岡少年サポートセンターの西村仁美係長は「友人同士のつながりから軽い気持ちで夜の世界に入り込んでいる」と話す。保護者との面談では、「夜ごと出歩いていたが、何をしているか知らなかった」と言われるケースが多かったという。
県警少年課は「派遣は抵抗感が少なく、さらなる非行や犯罪の入り口になりやすい。売春や麻薬などの踏み台になる可能性は大きい」と警告している。
読売新聞 2007年7月16日
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/ne_07071602.htm